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趣味(園芸)

目次

●菜園暮らしの12ヶ月
 (真塩昌富さん)

  前 編 

 後 編



●趣味の園芸
 (真塩昌富さん)



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●菜園暮らしの12ヵ月(前編)  真塩昌富

はじめに
私は64歳まで会社勤めをし、退職後は悠々自適の生活を送っています。3,4年前から園芸に興味を持ち始め、自宅の玄関前やベランダなどで花や野菜を育ててきました。そのうち本格的に野菜つくりを始めたいと思い市民農園などを調べてみましたが、とても空きがなく半分諦めていました。
いろいろな経緯があって、昨年から千葉の田舎でささやかな家庭菜園をはじめ、1年の半分以上をそちらで暮らすようになりました。いつまで続けられるか.わかりませんが、初心を忘れないように1年間の記録を残しておこうと思います。昨年やったことは今年の参考になるし、同じ失敗をくりかえさないためにも意味のあることと思います。
健康志向の時代、土に親しみながら野菜つくりをやってみたいという方も多いのではないでしょうか。私の経験が何かのお役に立てば幸いです。また、すでに野菜つくりに豊富な経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。そのような方には、いろいろとアドバイスいただきたいと思います。よろしくお願いします。


1.菜園開設まで
私の菜園は千葉県茂原市本納 にあります。土地は昭和51年に購入し、しばらくの間は年に一回草刈をかねて見に行っていたのですが、その後まったく放置状態になりました。
この土地で菜園ができないかと思い始めたのは3年前です。東京の自宅からここまでは電車で約2時間半かかるので日帰りは無理。滞在できる設備を考える必要があります。いろいろと考えた末、可搬形のプレハブ小屋を設置することにしました。このときネックになったのは水の問題でした。水道を引くためには道路を約30m掘削しなければならず、かなり工事費がかかるということがわかり、このときは計画を断念しました。
その後、1年かけて水道なしで水を確保する手段を考え、計画を実行することにしました。土地を生かし、かつ自分の趣味を満足させるためには、年齢を考えれば先には延ばせないと思ったのです。妻ははじめから計画に反対だったので、協力はしないという約束です。


2.菜園工事着工、完成、引越し
土地管理会社に工事を依頼し、工事着工したのは2013年2月。まず、畑の予定地を小さなユンボで何度も何度も掘り返し、さらに、プレハブ予定地を整地して3月5日に土木工事が終了。3月11日にはいよいよプレハブ小屋が設置され、同時に電気の引き込み工事も行われました。3月13日には家具などの荷物が運び込まれました。これでいつでもここで生活することが可能になりました。



(写真説明)
①3月5日、プレハブ設置場所、畑予定地の土木工事完了。畑は一段高くなった場所にある
②3月11日、プレハブ、簡易トイレ設置完了。同日電気の引き込み工事も完了
③3月13日、家具等を運び込む。事前に十分検討していたので、すべてきちんと収まった
④キッチンコーナーの様子。生活用水は月に一回土地管理会社からポリタンクで運んでもらう。料理、飲料水はペットボトルで対処畑への散水は雨水を貯めて利用する計画


3.3月の農作業など

3月17日から本格的に畑仕事に取り掛かりました。畑とはいってもまだユンボで大雑把に掘り返しただけなので、畑としての形を整える必要があります。約11m×6m(約20坪)を畑のエリアとし、いくつかの区画を作り、目印の紐を張ってゆきます。とにかく3月中にはジャガイモの植え付けを行いたいので、まずはジャガイモ用の区画から作業をはじめました。クワとスコップで耕してから少し土を盛り上げ、畝(うね)を作ります。3日かけて2条の畝を作り、牛糞の堆肥をすきこみ準備完了です。
3月21日にジャガイモの植え付けを行いました。全部で30個の種イモを植え付けることができました。
ジャガイモの植え付けが終わったあとは室内や周囲の環境の整備など大忙しです。月末になって注文していた物置が届き、ようやく室内や建物周りが整理できました。

(主な作業、出来事など)
・畑の開墾、区画作りなど。区画の端には木の根も残っており、手こずった
・3月21日 ジャガイモ種イモの植え付け(30個)
・3月31日、建物の脇に物置設置。室内、家周りがようやく整理できた



(写真説明)
①畑を耕し始めた直後の様子。ユンボで掘り返してあるので、中央付近は比較的楽に耕せるのだが、端のほうは木の根が残っていたりしてかなりてこずるところもある
②3月21日、ジャガイモの種芋を植えつけた直後の様子。2条の畝に30個を植え付けた
③プレハブの隣に大型の物置を設置。物置の横から小道を登って畑に至る


4.4月の農作業など
3月中にジャガイモの植え付けが終わったので、4月はナス、トマトの植え付けがメインの作業になります。植え付ける場所を決め、ジャガイモと同じように畝を立ててゆきます。また、畑全体に緩い傾斜があり、雨がたまりやすい箇所もあるので、畑周りの排水路をきちんと整備しました。
4月末にはインドで暮らしている長男夫婦が孫を連れて一時帰国したので、こちらに招待しました。妻と娘も一緒にレンタカーでやってきて、普段静かなこの地も一挙に賑やかになりました。

(主な作業、出来事など)
・畑全般の区画整理、畝立て堆肥すき込み、排水路の整備など
・4月18日 ナス、トマト苗植え付け。各8本ずつ
・4月27日に長男夫婦が孫を連れて来訪。妻と娘も一緒に来て、皆に畑と部屋をお披露目。





写真説明)
①4月26日の畑の様子。だいぶ畑らしくなってきた。手前のジャガイモは芽が大きく育ち、隣の二条の畝にナスとトマトが植え付けられている
②、③4月27日に長男夫婦が孫を連れてやってきた。妻と娘それに私を加えて部屋の中も6人が勢ぞろいした。孫は畑の間を元気に走り回っていた。


5.5月の農作業など
先月に引き続き、5月は野菜の種まきや苗の植え付けには最適の時期だといえるでしょう。やるべきことはいくらでもあるし、その中から優先順位の高いものから一つ一つこなしてゆきます。トウモロコシ、キュウリ苗の植え付け、枝豆、コカブなどの種まきを行いました。野菜の種類も増えてきたので、水やり、追肥などの管理作業も忙しくなります。野菜の成長も早いけど、雑草の成長もそれに劣らす驚異的とも言えるスピードなので、周辺の雑草取りも本格的に行う必要があります。朝から夕方まで一日中草取りをしている日もありました。
日当たりや景観を妨げる樹木の伐採なども大きな仕事です。ノコギリではとても追いつかないので、電気式のチェーンソーを購入しました。これで作業効率は飛躍的に向上しました。

(主な作業、出来事など)
・5月5日、ポットに種蒔きしたトウモロコシが大きくなってきたので畑に植えつける。14本
・5月7日、キュウリ苗植え付け。4株
・5月9日、エダマメ、コカブの種まき
・育成中の野菜への水やり、追肥など
・畑や建物周辺の雑草取り。畑への日当たりを妨げる樹木などの伐採



(写真説明)
①5月31日の畑とその周辺の様子。手前の防虫ネットの中にコカブ、それに並行して枝豆。さらに次の区画には右からナス、トマト、キュウリ、トウモロコシがそれぞれに育っている。一番奥の区画ではジャガイモの葉が大きく育っている
②畑より一段高い場所に雑木や竹が生い茂っている。背の高い樹木には全て太いつる植物が絡みついているので、日当たりや景観のためできる限り伐採する。長年放置した代償だ。これにはチェーンソーが大活躍


6.6月の農作業など
6月に入るとだんだんと収穫できる野菜が増えてきます。まず、6月14日にはコカブを収穫。本格的な収穫の前にも間引き菜を利用できます。6月20日前後にはジャガイモ、ナス、キュウリが続々と初収穫できました。野菜を育てる楽しみの一つは、まずはこの初収穫のワクワクする気持ちにあります。この収穫した野菜を使ってすぐに美味しい料理を作りたいところなのですが、野菜を作るのに夢中で、これまで料理の準備をあまりしていませんでした。とりあえずキュウリ、ナス、コカブは浅漬けなどにしてすぐに味わいました。ジャガイモとナスは近くのスーパーで買い求めた豚肉や玉ねぎと一緒に炒め、野菜スープをつくりました。これが我が菜園でできた野菜を使った本格的な料理の第1号となりました。

(主な作業、出来事など)
・6月14日、コカブ収穫。間引き菜はこれ以前にもちょくちょく利用している
・6月19日、ジャガイモの収穫。全体のほぼ4分の一を収穫
・6月25日、キュウリ初収穫
・トマト初収穫。6月29日





(写真説明)
①6月12日の畑の様子。手前のコカブは収穫適期。その上の枝豆はまだ収穫には至らない。ナス、トマト、キュウリなども順調に育っている。一番奥のジャガイモもだんだんと葉が黄色く枯れ始めており、試しに掘ってみたがまだ少し小さいようだった。
②、③畑のキュウリ、ナスの様子。次から次に実をつける
④6月14日、コカブ収穫物。これからもしばらく収穫できた
⑤6月26日、ジャガイモ、ナス、キュウリの収穫物。これ以後も次々と収穫できた


7.7月の農作業など
今月は野菜の収穫が本格化します。ジャガイモはこれまで何回かに分けて収穫してきたのですが、7月5日にはすべて収穫しました。とても現地だけでは消費しきれないので、これまでにもリュックに入れて自宅にお土産として持ち帰りました。ナス、トマトも次から次にできるので同じように自宅に持ち帰りました。キュウリは成長が早いぶん株の衰えも早く、7月末には収穫も終わり抜き取りました。トマトは8月末まで、ナスは9月末まで収穫が続きました。ジャガイモもストックがたくさんあるので、今年の夏は我が家ではこれらの野菜を買うことはありませんでした。最初反対していた妻もこの成果をみてだいぶ態度が変わってきました。
2013年は梅雨らしい期間が短く、7月に入ると晴れて暑い日が続くようになりました。特にトマトにとってはこの天候が最適らしく、真っ赤に熟した甘いトマトを毎日思う存分味わうことができたのは幸せでした。
野菜にかかる手間が,少なくなるとともに旬の野菜が豊富に手元にあるので、必然的に興味が料理の方に向きます。そういえば、今年の戸山36年会の講演は岡見さんの「男七十にして台所に立つ」というものでした。まさに今の自分にぴったりの題名で楽しく拝聴しました。3月からは私もひとり暮らしを始めたので、当然のことながら自分で食事を作らなければなりません。
料理の経験、知識は全くないので、NHKの「今日の料理」を録画し、何回か見て「おいしそうだな」と思うものを作ってみることにしました。自宅に帰った時には基本的な手ほどきを妻から受けました。作った料理のレシピはノートに記録し、現在も続いています。

(主な作業、出来事など)
・7月5日、ジャガイモをすべて収穫。最後の収穫で量が多いので現地と自宅にトック。跡地は耕して次の作物の準備をする
・様子を見ながら適宜収穫。特にナス、トマトは自家消費するには十分すぎるほど収穫できた
・トマトは次から次にわき芽が出てくるので適宜かきとる。大きくなったわき芽は別の場所に差しておくと育って実がつくようになる
・7月25日、枝豆の初収穫。引き抜いてすぐに熱い湯で茹でると甘くて美味しい。
・7月30日、キュウリ、コカブが終了したので株を引き抜く。



(写真説明)
①7月12日の畑の全景。右側のジャガイモのあった場所は掘り起こされ、空きスペースになっている。真ん中のナス、トマト、キュウリ、トウモロコシは今をさかりと伸び続けている。左側のコカブは収穫が終わり、その隣の枝豆は収穫を待っている
②NHKの「今日の料理」をみて作った料理。「マーボーナス」と「ナスと青じそのナムル」。この他にもナスを使った料理はよく作りました
③収穫したトマト、ナス、キュウリ。特にトマトは次から次にたくさんとれました


8.8月の農作業など
この夏はことのほか暑く、全国的に記録的な猛暑だったようです。朝のうちに野菜の収穫や水やり、雑草とりなどを済ませ、暑くなったら部屋の中でクーラーにあたりながらラジオや音楽を聴いたり、本を読んだりして過ごすことが多くなりました。。TVはアンテナを立てていないので録画したDVDを見ます。
私は現在車を持っていないので、同じ千葉県に住む弟に時々車で来てもらって飲料水とか肥料の大袋など大きなものや重いものなどをまとめて購入しています。8月初めに来てもらったときに電気刈払機を購入しました。周辺の雑草が大きくなりすぎ、共用の道路部分など面積も広いので、鎌による刈り取りではしんどくなってきていたのです。次の日、機械で刈り取りをしたら1時間半くらいで全部終わってしまいました。手でやっていたら丸一日かかり、翌日は体のあちこちが痛くなっていたでしょう。やはり機械の力はすごい。
ジャガイモの跡地は区画を半分に分け、まずニンジンの種をまきました。その後残りの半分にキャベツとブロッコリーの苗を植え付けました。また、枝豆の終わったあとには、インゲン豆の種を蒔きました。畑はだんだんと秋野菜のメンバーに交代してゆきます。
トウモロコシは、少し実がついてきたかなと思っているうちに鳥に食べられてしまい、また、風に倒されたりして実が熟す前に枯れ始めました。とうとう1本も味わうことなく処分してしまいました。今回の野菜つくりの中で最大の失敗です。
キュウリが終わったあと、トマトのわき芽を植え付けたところ、立派な実がつき始めました。本家の株より少し実のつき方は悪いけれど、うれしい誤算でした。

(主な作業、出来事など)
・8月2日、ジャガイモの跡地にニンジンの種まき
・8月6日、電気刈払機による雑草の刈り取り
・8月8日、枝豆の跡地にインゲンマメの種まき
・8月28日、ジャガイモ跡地にキャベツ苗12本、、ブロッコリー苗4本植え付け
・日常の作業として収穫、水やり、追肥、雑草取りなど




(写真説明)
①電気刈払機による雑草の刈り取り。雑草もこれくらい大きくなってしまうと機械が威力を発揮する
②8月29日の畑の様子。防虫網の中にはキャベツ、ブロッコリーの苗が育っている。その手前にはニンジンの芽が出ている。その向こうの区画はナスとトマト。3列目のトマトはわき芽を育てて大きくなったものだが実の付きも良い。


駆け足で3月から8月までの菜園の様子を記してきました。9月以降の展開は後編でご紹介します。

(前編おわり)   

つづく


菜園暮らしの12ヵ月(後編)     真塩昌富

前編では菜園開設から8月までの菜園生活を記しました。後編では2013年9月から2014年3月までの菜園での生活を記してみたいと思います。
後編では畑よりも杉の大木を中心とした樹木の伐採が主な作業になりました。秋が深まるにつれて南側奥に立ち並んだ杉の大木が畑への日照を遮るようになったのです。この土地が畑としてフルに使えるかどうかの瀬戸際なので、私もかなりムキになって樹木伐採作業を行いました。プロの手と知恵も借りながら、かなり真剣に取り組んだ結果、3月末には畑に影響を及ぼす杉などの伐採を完了しました。全部で大杉7本、シラカシの大木2本、その他雑木多数です。


1.9月の菜園生活
(主な作業、出来事など)
・9月3日、インゲン豆の隣にコマツナ、ミズナの種をまく
・9月10日、トマトの株を全て引き抜き、次の作物のため整地し、堆肥などをいれる
・9月13日、前項で整地した場所にネギ、ホウレンソウ、ダイコンの種をまく

(農作業)
9月に入るとさすがに夏の暑さも少し和らぎ、朝晩には少し涼しさも感じられるようになりました。着実に季節は移り変わりつつあります。畑ではナスがまだまだ元気に実をつけています。一方、トマトは9月2日に小さなものが3個取れたのを最後にほとんど実がつかなくなったので、9月10日にはすべての株を引き抜きました。跡地を整地し、ネギ、ホウレンソウ、ダイコンの種をまきました。



(写真説明)
9月24日の畑の様子。このころ収穫できるのはナスだけ。防虫ネットの中にはキャベツ、ブロッコリー、その隣にはニンジン。長い支柱が立っているのはインゲン豆


2.10月の菜園生活
(主な作業、出来事など)
・10月9日 ニンジン、インゲン豆、コマツナ、ミズナの収穫はじまる
・10月22日、ナスの最後の株を引き抜く
・10月28日、キャベツの全体的な大きな虫食いあとを発見。次の日「ヨトウムシ」のしわざとわかる
・農作業の合間に南側雑木の伐採を始める

(農作業)
10月に入ってからは雨が多く、特に中旬は台風26号が関東付近を通過するなど天候は不順でした。それでもニンジン、キャベツ、インゲン豆、コマツナなどはよく育っていました。ただ、ここまで長いあいだ頑張ってきたナスはさすがに勢いがおとろえてきたので、様子を見ながら順次引き抜いてゆきました。この時期一番元気なのはニンジンで、株の込み合っているところから間引きを兼ねて順次収穫してゆきました。インゲン豆、コマツナも収穫可能になりました。ホウレンソウはうまく生育せず萎れてしまいました。

キャベツは植え付け時に防虫ネットをキッチリかけてあり、害虫対策は万全と思い、あまり詳しく観察していませんでした。ある日、「あれ、虫食いが多いな」と気がついて、防虫ネットを外してよく観察すると、外側の大きな葉がかなり虫に食われています。葉をひっくり返して虫を探してみたのですが見つかりません。次の日にさらに念入りに点検したところ土の上に大きな虫が丸くなっていました。これだと思ってほかも調べてみると、いたいた、全部で7匹もいました。丸くなって動かないのですが、長さは3、4cmあるでしょう。参考書で調べてみると、「ヨトウムシ(夜盗虫)」とわかりました。その名のとおり、夜活動して昼間は土の中で寝ているということです。私はキャベツといえば青虫しか知らなかったので大きな発見でした。虫はすべて捕殺しました。


(写真説明)
10月29日のキャベツ、ブロッコリーの様子。キャベツが大きく虫に食われている。右は捕まえたヨトウムシ。大きいのは3,4センチはある。これだけ大きくなるまで気がつかなかったのは不覚だった。

(樹木伐採作業)
10月下旬になると南側の樹木の影が午前11時ころには畑全体を覆うようになりました。観察を続けたところ、影の元凶は奥の方にある杉の大木5,6本であることがわかってきました。これらの杉をターゲットとして手前の雑木の伐採に着手しました。チェーンソーを使うので切り倒すのは簡単なのですが、後処理に結構時間がかかります。処理した樹木は適当に場所を決めて積み重ねてゆきます。


(写真説明)
10月末の南側の様子。道をはさんで雑木林となっており、奥の高い杉の影が畑にかかるようになってきた
とりあえず、10月中に手前の低い雑木の伐採に着手した


3.11月の菜園生活
(主な作業、出来事など)
・11月12日 インゲン豆を抜き取り、跡地を整理。
・11月14日 南側の杉伐採について近所の植木屋さんに現地を見てもらい相談
・ニンジン、キャベツ、ブロッコリーを適宜収穫


(農作業 )
大きく虫に食われたキャベツはその後の防除の甲斐あってなんとか結球してくれました。虫の食害が中まで及んでいるものについては抜き取り廃棄しました。ブロッコリーも一部葉が食われましたが、立派な花蕾をつけてくれました。ニンジンが一番元気で、大きそうなものから必要な分だけ収穫してゆきます。キャベツ、ブロッコリーも大きくなったものから順次収穫します。ダイコンはまだ小さいので十分に日が当たる必要があるのですが、だんだんと影になる時間が多くなり、生育が思わしくありません。


(写真説明)
①11月29日朝8時ころの畑の様子。ニンジン、キャベツ、ブロッコリーなどが収穫期を迎えている。ダイコンは一列に並んでいるが、日の当たり具合によって生育に差が出ている
②、③収穫したキャベツ、ブロッコリー、ニンジン。必要な分だけ順次収穫


(樹木伐採作業)
11月に入ると樹木も落葉し始め、伐採作業もしやすくなります。杉の伐採といっても頭で考えているだけでまったく経験がありません。近くに植木屋さんがあるので、現場を見てもらって相談することにしました。それによると杉の大木を切るのには重機を使って押し倒すのだそうです。奥の方の木はそこまで重機が入る道を作らなければならないのでかなり大掛かりになりそうです。色々と考えた末、一番手前で作業がしやすく、畑に最も影響の大きい1本の伐採をとりあえずお願いすることにしました。プロの作業をよく見て、そのあとに自分で出来るかどうかを判断するつもりです。植木屋さんは12月は忙しいので、年が明けてからやりましょうということになりました。
なお、杉の茂っている場所は私の所有地ではないので、地主さんに杉の伐採について許可を求める手紙を出しました。しばらくしてから電話で回答があり、「いくらでも好きなだけ切っていいですよ」とのことで、背中をポンと押された気がしました。


(写真説明)
11月29日午前10時半ころの南側の様子。手前の雑木はかなり伐採され、ターゲットの杉の木にだんだん近づいている。この時間には畑にはもうほとんど日が当たらない


4.12月の菜園生活
(主な作業、出来事など)
・12月11、12日 シラカシの大木を弟と二人で伐採。切り倒した木の後処理に次の日の午前中までかかった


(農作業)

12月に入ると畑はキャベツ、ブロッコリー、ダイコンの収穫を待つばかりで、ほとんど作業はありません。この頃には畑の作業よりも樹木伐採の方が主となりました。妻にこの話をすると、まるで農業から林業に転職したみたいね、と言われました。

(樹木伐採作業)
12月はじめには手前の低い雑木はほとんど伐採したので、いよいよ大木の伐採に取りかかりました。杉の伐採は最初の1本はプロの手で行うことにしたので、まず自分の手でシラカシの大木の伐採に挑戦することにしました。高さは15メートルはあるでしょう。一人では危険なので弟に来てもらい二人で作業しました。倒れる方向がわからないのですが、どちらに倒れても支障はないことを確認してから作業を開始しました。カシの一種なのでかなり固く、チェーンソーを使用しても切り倒すのに1時間半かかりました。結局、東側のトイレの方向に倒れ、道を塞いでしまったので一休みしてから倒木の処理にかかりました。枝を払い、太い幹を切断している最中にトラブルがあり、チェーンソーが破損するというハプニングもありました。そんなこんなで1本の木を切り倒して後処理が終わるまでに1日半かかりました。幸いなことに二人とも怪我はありませんでしたが、危険と隣り合わせの作業でした。



(写真説明))
①ターゲットのシラカシの大木。高さは15メートルくらいある。
直径は約45cmあった
②チェンソーによる伐採の様子。倒れる方向を想定して切り込みを入れてゆく。かなり固い木で、チェーンソー切り倒すのに1時間半ほどかかった
③切り倒した直後の様子。想定した方向には倒れず、道をふさいでしまった
④倒れた木を処理したあとの様子。幹を短く切断して道から移動した



5.1月の菜園生活
(主な作業、出来事など
・1月9日、プロの手で杉の大木1本を切り倒した。

(農作業)
1月も農作業は特になし。

(樹木伐採作業)
1月9日、昨夜からの雨も止んだので、いよいよプロの手で大杉の伐採を行うことになりました。11時ころ轟音とともに大きなユンボがやってきました。運転していたオヤジさんがおりてきて「塩とコメを少し下さい」という。用意するとそれを杉のまわりにまきました。昔からの風習であり、安全を祈るものでしょう。そのあとチェーンソーで切り込みを入れてゆき、頃合を見てユンボで切り倒したい方向にグイと押します。押された大木は立ったままストンと地面に落ち、押された方向と90度向きを変えゆっくりと倒れました。倒れた方向は南側で木と木の間なので倒れたままにしておいても邪魔にならないし、結果的には一番良い方向に倒れたことになります。この時の状況を考えてみるに、ユンボの力は倒れるきっかけを与えるだけで、倒れる方向は杉自身の重心のかかる方向に自然の法則に基づいて倒れたのではないか。南側の方が日当たりがよいので枝の量が多く、こちらに重心がかかったのではないかと思われます。もしそうだとすれば、重機など使わないでもチェーンソーで切り込みを入れるだけで自然に南側に倒れるのではないか。今回は重機を使ったため1本の伐採に5万円かかりましたが、以上のことを学ぶことができたので、学習代としては高くなかったと思っています。残りの杉の伐採は弟との共同作業など自力で行おうと決めました。伐採前の安全祈願は同じやり方で行おうと思います。



(写真説明)
①倒す方向を想定し、ユンボを待機させながらチェーンソーで切り込みを入れてゆく
②頃合を見てユンボでグイと押すと、倒そうとした方向と90度向きを変えて倒れた
③倒れたあとの付近の様子。測ってみると直径は約60センチ、年輪を数えると約45くらいあった。高さは推定だが25メートルくらいあっただろう。このあたりでは一番大きな杉だった


(1月の特記事項)
1月の特記事項として、地元業者に水道工事を依頼しました。植木屋のオヤジさんの紹介で地元の水道工事業者に見積もりを依頼したところ、最初の業者の半分近い価格で工事出来ることがわかりました。1年近く水道なしで暮らしてみて不便さが身にしみたし、環境整備等によりこの土地が十分に利用価値があると確信できたので、この業者に工事を依頼しました。



6.2月の菜園生活
(主な作業、出来事など)
・2月6日 独力ではじめての杉伐採するも隣の杉に寄りかかって倒れず
・2月8日 関東地方に大雪が降る。東京は45年ぶりの大雪だという
・2月10日 本納に戻って倒れかけの杉を確認するとうまい具合に倒れていた 
・2月18日 独力で2本目の杉伐採。南側の樹木の間に倒れた。成功
・2月19日 独力で3本目の杉伐採。南側の樹木の間に倒れた。これも成功

(農作業)
2月も農作業は特になし。


(樹木伐採作業)
2月からは私一人で杉の伐採を始めました。まず手始めに比較的細い杉を選び、プロがやったように塩とコメをまいて安全祈願したあと作業を始めました。杉の木は柔らかいのでチェーンソーを使えば比較的簡単に切ることができます。それでも倒れる方向を想定しながら慎重に切り進め、倒れる直前のメリメリという音がするまで約40分かかりました。問題はどちら側に倒れるかです。この時は南側に倒れたのですが隣の杉に寄りかかってしまいました。向きを変えようとテコを使ったり、叩いたりしましたがビクともしません。この日はそれ以上の作業は諦め、しばらく様子を見ることにしました。後日、風の力などで倒れることを期待したのです。
2014年2月8日、東京に45年ぶりという大雪が降りました。本納の様子が気になったので2月10日に本納に戻りました。真っ先に倒れかけだった杉の木を確認すると、なんと倒れているではありませんか。雪の重みと風の力などで倒れたようです。ラッキー!
そのあと2月18日と19日にそれぞれ1本ずつ杉を伐採しました。これは両方とも南側の樹木の間に倒れて大成功でした。



(写真説明)
①チェーンソーで切り込みを入れたが、倒れずに隣の木に寄りかかってしまった。後日自然に倒れた
②独力で切り倒した2本目の杉。南側の樹木の間に倒れた
③独力で切り倒した3本目の杉。。これも南側の樹木の間に倒れた
④3本の杉が倒れた後の南側の様子


7.3月の菜園生活
(主な作業、出来事など)
・3月4日 ジャガイモの植え付けを行う。(男爵20個、メークイン22個)
・3月11日 弟と二人で2本の杉を伐採。1本目は隣の樹木に寄りかかり倒れず。2本目はうまく南側の樹木の間に倒れた
・3月12日 昨日に引き続き、弟と二人でシラカシの大木を伐採する
・3月13日 ニンジン種まき。夕方から風雨が強くなり、倒れかけの杉がうまい具合に倒れた
・3月21日 コマツナ、コカブの種まき
・3月24日 水道工事始まる。メーターを取り付け水が出るようになったのは4月1日
・3月31日 最後に残っていた杉の木を伐採。ついに畑救済のための樹木伐採計画完了!


(農作業)
3月に入ると畑の作業がにわかに忙しくなりました。ジャガイモの植え付けを早めに行いたいので、まずジャガイモのための畝立てなどを行い、男爵、メークインあわせて42個の植え付けを行いました。そのあとも畑の整理を行い、ニンジン、コマツナ、コカブの種をまきました。
また、3月下旬になるとフキのトウがあちこちで顔をのぞかせるようになりました。さっそく摘んで味噌和えにしたり天ぷらにして味わうことができました。フキはこのあとも葉や茎を料理に使うことができ、かなり長期間食卓を賑わせてくれました。


(写真説明)
①3月25日の畑の様子。jジャガイモ植え付け
ニンジン、コマツナ、コカブの種まきが既に終わっている
②フキノトウが斜面一帯に顔をのぞかせている(3月21日)


(樹木伐採作業)
3月11日に弟に来てもらい3本の樹木を伐採しました。杉2本とシラカシ1本です。初めに切った杉は隣の木に寄りかかって倒れませんでしたが、これはそのままにして次の杉に取り掛かりました。こちらはスムーズに南側の木の間に倒れ成功。次の日にシラカシにかかりました。この木は複雑な枝ぶりでどちらに倒れるか予想しにくいものでしたが、うまい具合に山側の空いたスペースに倒れてくれました。倒れかけの杉も2日後の風雨の強い日に自然に倒れました。いよいよ残る杉はあと1本です。この杉は上部の幹が二股に分かれており、倒れる方向が予想しにくいため最後まで残りました。
最後の杉の伐採は3月31日、一人で行いました。どちらに倒れてもよいことを確認した上で南側に倒れることを期待しながら切り込みを入れてゆきました。結果は・・期待に反して西側に倒れてしまいました。これは今までになかったことです。この方向には道がありこれを塞ぐ形になりますが、現在この道は先が行き止まりで人が通ることはないので時間をかけて後処理すればよいのです。とにかく、これで畑に影響を及ぼす樹木はすべて伐採しました。目標完遂です。やったー!!




(写真説明)
①この杉は倒れる状態になったが隣の木に寄りかかったしまった。後日、自然に倒れた
②切り倒したシラカシ。うまい具合に空いたスペースに倒れたので枝の処理だけで済んだ
③3月14日の様子。右端に最後に残った二股の杉が残っている
④最後に倒れた杉の様子。西側に倒れ、道をふさいでしまった
⑤予定の樹木をすべて伐採した後の南側の様子。残った杉は離れているので畑への影響はほとんどない


(3月の特記事項)
3月24日から水道工事が始まりました。水道本管から我が家まで約30mの道路掘削があり、結構大掛かりな工事でした。工事は2日で終わり、初めて水が出た時の感激は今でもはっきり覚えています。周囲の環境整備も一段落したし、この地に足をつけて普通の生活ができるという感慨が湧いてきました。



(写真説明)
①水道工事の様子。水道本管から約30mの道路掘削があった
②初めて水道から水が出た時の様子



8.おわりに
昨年3月に開設した菜園での1年間の生活を今振り返ってみると、いろいろなことがあったなと思います。70歳を過ぎてからはじめた農業、そして後半の「林業」はしんどいと感じる時もありましたが、慣れるにつれて生活リズムもでき、作業も楽しくなりました。とにかく、ここでの生活はすべて自分の考えで進めることが出来ます。次から次にやるべきことが出てきますが、その中から優先順位の高いものから順にこなしてゆく。また、現場を見ながら新しいことを考え、実行してゆく。退屈している暇などありません。
南側樹木の伐採が終了してから、近所の方々が「ずいぶん明るくなりましたね」と声をかけてくれるようになりました。道で出会っても多くの人が笑顔で挨拶を交わしてくれます。地域の一員として認めてくれるようになったと嬉しく思っています。
今年の8月には畑の一角を整地してテントを張り、次男一家を招いてバーベキューをやりました。孫たちも大変喜んでくれ、今後の土地の利用方法にもひとつのヒントを与えてくれました。私は元気な限りここでの生活を楽しみながら進化させたいと思います。
また何か書きたいことができたら続編を投稿したいと思っています。

おわり








●趣味の園芸        真塩昌富

日曜日の朝、NHKのEテレで「趣味の園芸」という番組があります。ここ2年ほど私は毎週この番組を楽しみにし、録画して必要なものは何度も見直すなど大いに活用しています。この番組テキストの我家にあるバックナンバーを調べてみると2010年9月号が最も古いものでした。このあたりから本格的に「園芸」に取り組み始めたのでしょう。
 特に、昨年(2011年)秋から今年の夏まではタネからの育成、さし芽、剪定、誘引などいろいろなことにチャレンジし成果もそれなりに出たので、この1年の記録として主なものをまとめてみました。

2011年秋から2012年夏にかけての主な園芸作業
①つるバラ
我家のつるバラはピンクの「春風」と白の「つるアイスバーグ」の2品種がある。「春風」は2008年に大苗を購入し、今年で4年目。「つるアイスバーグ」は2010年に大苗を購入し、今年で2年目である。すこぶる樹勢が強く、年々枝を伸ばしているがその都度支柱を拡張してきた。
 つるバラは冬の葉を落とす時期に剪定と誘引作業を行う。不要な枝を切り、支柱にしばりつけているヒモをほどいて全体の姿を想像しながら誘引し、再び支柱にしばりつけてゆくのである。この作業に今年は2月8日から約1週間かかった。このとき並行して支柱の増設も行った。これが終わればあとはほとんど手をかけずに木の勢いに任せればよい。3月中旬あたりから順次新芽が出て、連休あたりには支柱が全く見えなくなるほどに新緑でおおわれるようになる。5月10日ころ1番花が咲き、徐々にその数を増してゆく。
 花が満開状態になったのは5月22日ころだった。今年は剪定、誘引などの準備作業がよかったのか、これまでで最も花付きがよかった。道路沿いで離れた場所からもよく見えるので、ご近所や道を通る人たちの評判になった。
 白い「アイスバーグ」は5月末、ピンクの「春風」も6月中旬にはほとんど咲き終わった。つるバラは一季咲きなので、次に花が咲くのは来年の5月頃まで待たなければならない。来年また立派な花を咲かせるためには、花のあとの花がら切り、施肥、剪定、誘引などの長い維持管理のための作業が続く。
下写真左は3月20日の様子。剪定、誘引の終わった枝からは次々に新芽が吹いてくる。右写真は5月22日の様子。このころが「つるアイスバーグ」(白)、「春風」(ピンク)とも花のピークである。














 例年であればつるバラに関する作業は花がら切りで一段落するのだが、今年はとんでもないことが起こった。6月20日に東京を襲った台風4号。夜、強風が吹いているようだったので、朝起きて様子を見にゆくと驚いた。強い風のため支柱の上の部分が何本も折れ曲がっているではないか!また、南から北に向かって支柱が大きく傾いているのだ。これでは秋の本格的な台風シーズンを乗り切れないだろう。それまでには何とかしないといけない。
 さっそく次の日から支柱の全面的なやりかえ工事を始めた。これまでは支柱をフェンスに固定していたのだが、フェンスを守るために、フェンスとは別の木材の基礎を作ることにした。試行錯誤しながらこの木材基礎を作るのに約1月、その後その基礎を利用して細い支柱をすべて立て替えるのに約1月、合計2か月の大工事となってしまった。今年の夏は猛暑の日が続いたが、午前中約2時間、夕方約1時間、毎日ほとんど休むことなく作業を続けた。支柱工事と並行して伸び放題になっている枝の剪定、誘引も行った。すべての作業が終わったのは8月17日のことだった。もう台風が来ても大丈夫だろう。

②ナスとトマト
今年はナスとトマトを種から育てることにチャレンジした。ナス、トマトはタネから育てるのは初心者には難しいということで、TVなどでも苗を購入して育てることを推奨しているのだが、私は野菜つくりの指導書を参照しながら、着々と準備を進めた。我家に野菜の地植えスペースはほとんどないので、すべてプランターと鉢を利用して栽培する。

 ナスを種から育てるのが難しいといわれるのは、タネをまいてから苗が育つまでに80日もかかることである。その間、温度管理などに細心の注意を払わなければならない。
 2月20日にポリポットにタネまきをした。外は寒いので部屋の中でプラスチックケースに入れ、保温材などで保温して育てる。発芽までは20~30°に保つ必要があるが、部屋の中でもこの温度に保つのは特に夜間は大変である。左の写真は3月20日のナスの様子である。無事発芽したので、部屋の中の日当たりのよい場所に置く。状態の良いものを1本だけ残し、同じ場所で観察を続ける。
 一方、トマトのタネまきは3月2日に行った。トマトのほうがナスよりも発芽までの期間が少し短いが、温度管理はナスと全く同じである。トマトのタネをこの時期にまいたのはプランターへの植え付け時期をナスと合わせたかったためである。
ナスとトマト苗のプランターへの植え付けは5月2日より順次行った。このころにはナスもトマトも苗は市販のものと同じ大きさに育っているので、植え付けは難しいことではない。ナスは大型プランタ2個に2本ずつ、大鉢2個に1本ずつで合計6本。トマトは大型プランタ3個に2本ずつ合計6本を植え付けた。プランターと鉢に植え付けた後はどちらも成長が早い。トマトはすぐにわき目が出てくるので、こまめに摘み取らねばならない。ナスはハダニやテントウムシだましの被害を受けやすいので注意が必要である。
 ナス、トマトとも初収穫は7月6日前後だった。収穫物を並べて写真を撮り、家族皆で初収穫の味をあじわった。特にトマトは中玉で実がたくさんなる種類なので、ある時期以降は毎日、次から次に収穫することができた。ナスは大きくなるのに少し時間がかかるので、トマトほど次から次にというわけにはゆかないが、9月1日現在まだ、立派な実がなり続けている。トマトのほうは8月下旬には新しい実はならなくなったので8月27日にすべて引き抜いた。1本の苗から平均40個くらいの実がなったから、全部で250個くらいの収穫できたことになる。トマトさん、ご苦労様でした!


③その他の園芸作業
 下の写真は我が家のプランター菜園の8月11日の様子です。この場所は駐車場だったのですが、私は10年くらい前に車を手放してしまったのでそっくり空きスペースになっていました。これまで細々と鉢花などを育てていたのですが、今年は大きく変身し、プランタ菜園になりました。玄関前で、北向きなのですが、日当たりが大変よく植物の栽培には最適なのです。
 道から見える位置に草花の鉢を並べ、建物寄りにナスやトマトなどの野菜類を配置しています。野菜はナス、トマトのほかにも枝豆、バジル、シソ、ルッコラなどが次から次に育っています。トマトが終わったあとも既にホウレンソウや小カブ、シュンギクなどのタネをまきました。これから冬まで葉物野菜を中心にいろいろな野菜が収穫できるでしょう。草花についても現在の花が咲き終わった後、来年の春を目指して種まきやさし芽などいろいろなプランを考えています。























おわりに
 私は「趣味の園芸」を本格的にはじめてまだ2年目の初心者です。初心者だけにわからないことも多く、TVのテキストだけでは足りず植物別の指導書もかなり購入しました。自己流による失敗をいろいろ経験したからです。いろいろ経験してみて会得したことは、まず基本に忠実にやってみること。そしてよく観察し、植物の気持ちになって適切に手を加えるということです。 昨年秋から今年の夏までの園芸作業について主な作業などはメモや写真に残してあるので、これらを整理しこれからの「趣味の園芸」に役立てたいと思っています。
 
  2012.9 真塩昌富

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